建設工事の際に出るコンクリート塊やレンガの破片、建設時に発生した木材・紙・ガラス・金属のくず、汚泥、またはこれらが混合した建設混合廃棄物など、建設工事に伴って副次的に得られた全てのものを建設廃棄物と言います。平成23年4月の廃棄物処理法の改正・施行後、建設廃棄物は工事の元請業者を「排出事業者」として処理責任を負うことが定められました。

そのため、産業廃棄物管理票（マニフェスト）の発行や建設廃棄物処理業者との委託契約などは全て元請業者が行う必要があります。建設廃材を不法投棄したり地中に埋めたり、適切ではない方法で処理した場合は罰則が科せられることがあるため、廃棄物処理法に沿って処理することが大切です。

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